会長あいさつ
佐世保市医師会のホームページにようこそお越しくださいました。 日頃より、当医師会の活動に対し、ご理解とご協力をいただいておりますことに心より感謝申し上げます。
私、令和6年6月27日から佐世保市医師会の会長を仰せつかっております、鷲峯久紀と申します。佐世保市医師会についてご紹介させていただきます。
一般社団法人佐世保市医師会は会員数約450名を有し、110年以上の歴史を誇る学術団体です。組織は会長以下役員16名、地域ごとに振り分けられた各班の代表により構成された班長会、各科会会長などで会の運営を行なっています。
医師会では、市民の皆様の健康を守るため、各種の事業を行っています。
まず医師会保健センターですが、佐世保市からの委託を受け各種の検診業務を行っており、市内の小学生・中学生・高校生の心臓検診や腎臓検診・小児生活習慣病検診・成長曲線専門医判定・教職員検診を扱う学校保健部、佐世保市検診業務(胃がん・肺がん・大腸がん・子宮がん・乳がん・肝炎ウィルス)や各種予防接種・就学時健康診断・妊産婦検診を扱う住民保健部があります。
また、学校医部会では各小学校・中学校・高校に学校医を配置し、児童・生徒の健康診断や教職員の健康管理を行っています。各種の予防接種も会員の先生方の協力によって行なわれています。
さらに、医師会では看護専門学校を運営しており、60年以上に亘り看護師・准看護師の育成を行い、市内の医療施設の看護師・准看護師確保に努めております。最近は看護師を目指す人の数が減っており、令和6年度末での佐世保市医師会看護専門学校の廃止が決定され、今後の看護師不足が心配されます。
また、在宅医療の推進を図るため、訪問看護ステーションも併設して会員の先生方の要請に応じ訪問看護業務を実施しておりましたが、こちらも令和6年6月27日の総会において、令和6年8月をもって廃止することが決定いたしました。
高砂町の佐世保市中央保健福祉センターには佐世保市が急病診療所を設けており、会員の先生方の協力により、平日夜間3時間を内科・小児科の一次救急医療、日曜・祝日には昼間に内科・外科・小児科の急病の一次救急医療が行われています。
また、佐世保市総合医療センター・長崎労災病院・佐世保共済病院・佐世保中央病院の基幹病院をはじめ、市内の9病院のご協力で夜間休日の二次輪番救急医療対応が行われています。
これからも、医師会は市民の皆様の健康を守り、将来を担う子ども達の健全育成のための検診、救急への対応など最善を尽くしてまいりますので、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
一般社団法人 佐世保市医師会
会長 鷲峯久紀
作成2024-06-28